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ほくそ日記

妄想だいすきほくそのリアルな日常

オワコンだなと思った街コン②

人生初の街コンハシゴ!

 

選択肢はなかった。

しかも時間は結構ギリギリ。

 

5分前にお店に着いた。

1階には明らか街コンに参加する必要はないカップルが何組か食事していてどうしようと思っていたら店員さんが「街コン参加者ですか?2階ですよ」と教えてくれた。

 

ご親切にありがとう。店員さんの目からみても客には見えなかったのね。ただ、もう少し小さな声で案内してほしかったな。数こなしていても未だに街コンへの参加は気がひけるのよ。

 

 

そしてまた2階…2階にはいい思い出がない。

 

 

階段を上がると会場はワンフロア貸切。

が、女性1人しか座っていない( ^∀^)

 

え、さっきよりもひどいぞと思っていたらいかついおっさん(スタッフ)に席を案内された。

 

 

ほくそ私たちついさっき申し込んだよね。申し込まなかったら女性1人で開催される予定だったのかな

 

モカそれはいくらなんでもないでしょ。もう時間だけど…きっと来るって

 

 

と、ボソボソ喋っていたけど一向に来る気配はない。時間を過ぎてもスタッフは何も言わない。不安よりも少しイライラしてきた。

 

ドドドドドドドド

 

すごい勢いで人が入ってきた。

今までどこにいたのどこか待合室があったのと思うくらい同じタイミングで人が入ってきた。

 

 

ほくそ「これきっとどっかとくっついたな」

 

そう、私たちはプロだ←

 

 

あれよあれよというまにスタッフ含め4人しかいなかった閑散としたフロアが賑やかになった。

 

 

思ったよりも大人数でめちゃくちゃ狭い。隣に座っている人とは肩がぶつかっている。そんな状況でスタッフに全員飲み物を持って真ん中に集合するよう言われた。

 

 

スタッフ「今日は色んなゲームを用意してますっ。男も女も関係なく仲良くなって帰ってくれると嬉しいですっ。連絡先もじゃんじゃん交換しちゃってくださいっ。じゃあ今日は、楽しみましょう。カンパーイ」

 

 

ちょっとまって、なんだこれ。

めちゃくちゃ苦手な空気だこれ。

 

モカ「帰りたい」

ほくそ「同意。選択肢なかったけどくるの間違えたね完璧」

 

 

まず最初に紙を渡され、生年月日が同じ人を同性は5人以上、異性は無制限に探すというゲームが始まった。

 

あぁ、めんどくさい。さっさと席について飲みたい。しかも飲み物を持っているから書きづらい。席に置きにいきたいけど人でごった返してるから行けない。

 

そしてもうここでもすでに格差は始まっていた。見るからに可愛い女の子のところには男性が群がっていた。

 

ほくそ「あの2人組とは同じ席になりたくないね」

 

モカ「ね、なんであんな可愛い子がわざわざ参加してくるんだろうね」

 

こんなことを言っていたせいか一向に誰からも話しかけられず私たちも動かず時が過ぎるのをただただ待った。

 

生年月日が同じ人には景品がもらえるチャンスが訪れるため(それでもスタッフとジャンケンして勝たなければもらえない)ほとぼりが冷めた頃ようやく私たちのところにも男性がポツポツ話しかけにきた。

 

 

結局、大して紙が埋まることもなく生年月日が被るという奇跡も起こらず静かに終了した。

 

 

スタッフ「はいっ!場も温まったところで席につきましょう〜。こちらが指定した席に座ってください」

 

 

初対面のひとたち男女合わせ10人ずつがひとつのテーブルに集められた。

モカとは同じテーブルになったが、そこには例の一緒になりたくないねと言っていた可愛い女の子2人組が…

 

 

続く

 

オワコンだなと思った街コン①

あれだけ街コンにはもう行かないと思っていたけれど、またまた行ってしまった。

なんだろう、街コンって一種の麻薬かな。

 

今回もモカと。

 

さすがに今まで色々経験してきただけあって、私たちの条件選びは完璧!なはずだった。

 

前日に参加する街コンを見てみると男性急募になっていて、少し、少しだけ不安になったのは事実だ。

 

 

まあでもどれを選んだって一緒と結局いつも通り開き直り参加。

 

 

 

お店はオシャレなイタリアン。

 

お店が2階にあるため階段を上がると、店内は真っ暗。女性スタッフに案内され部屋に入ると、私たちはギリギリについたのでもう何組かいた。会場もひろく、よかった、人数も結構いる!

 

と思ったのも束の間、会場が広くない&人(男)が全然いないことに気づいた。

 

まてまて、奥の壁全面ガラスじゃん。広くて何組かいると思ったけど、これ、ガラスが鏡になっていてそう見えるだけじゃん。

 

 

しっかり見渡してみると、部屋には2人がけの机が4つしかない。そして、4つの机全てに女性が2人ずつ座っているが、男性はどの机も1人ずつ。

 

 

え、女性が多いの(。-_-。)

 

 

私たちは入り口すぐの席だったので、スタッフがお店の人と話している声がよく聞こえた。

 

 

スタッフ「男性があと1人来るはずなんですけど。今日男性4人なので」

 

 

 

ほくそ&モカ:(;゙゚'ω゚'):

私たちの心中お察しください。

 

 

 

よ、よ、よ、4人!!!

 

聞き間違いだといってくれ。

 

 

 

そんな願いも虚しく、私たちの前にあと1人といわれていた男性が来てスタートした。

 

 

女性8人に対し男性4人。

終わった。

あれだけ昨日まで私たちはもう街コンのスペシャリストよ〜失敗なんてしないわ〜と、全く嬉しくないことを言いながら参加したけれど完全に失敗した。

 

 

 スタッフ「ではまず〜今日の出会いにカンパーイということで、前の人とカンパイしてくださーい」

 

 

無駄に高いテンション。

あぁ、完全に失敗した。

 

 

1人目はショックのあまり記憶に残っていない(ごめんなさい)。連絡先も聞かれなかったのでそういうことだったんだろう←

 

 

2人目 

 

あれ、この感じ…この人見たことある

 

 

男「初めまして〜〜いやあ今日女性2人に対して1人だから緊張するわあ〜」

 

こ、い、つ、せ、い、た、い!

 

以前モカと参加したけ街コンで、整体の学校に行っていると終始身体をくねらせながら時々白目になりながらタメ口で喋ってきて、モカと気持ち悪かったよねと言っていた前髪クネ男ならぬ、身体クネ男や!横を見るとモカは気づいてない模様。ああ、モカに言いたい!

 

 

スタッフ「でわ次は前に座っている男性と握手しましょ〜う」

 

 

なんなのコレ…しかもよりによってクネ男と握手。握手なんかより言いたい。モカに言いたい。早く言いたいとRGなみに言いたいでそれどころではなかったけれど流石に目の前では言えないので握手。

ちょっとネチョネチョしていた(それはお互い様か)

 

 

クネ男「いやあ〜女の子と握手なんて久しぶり〜。そうだ、2人は学生?僕は専門学校いってるんだ〜」

 

 

この時、確信した。

 

そしてモカもハッとした顔でこっちをみてきた。あ、やっとわかったのね。しきりに何かジェスチャーしていたけどよくわからなかったので微笑んで静かに頷いておいた。(のちのち、整体だっ!って気づいてメールしたからそれを見てってジェスチャーしてたのと言われ、私はクネ男が一言発した瞬間からわかったよとちょっと自慢気に言っておいた)

 

 

なんでよりによって4人しかいない中で会ったことある人に会うよ…。

連絡先を交換しようと言われたけれどやんわり断った。

 

 

   

 

3組目と4組目の人は友達同士での参加だったが、ひとりひとりに分けられるなんてこんなの初めてと言っていたからきっと街コン常習者だと思う(サラッと言っていたけど私は聞き逃さなかった)

私も女性が倍いる街コンなんて初めてだよ…

 

 

 3組目の人が1番いいかなと思ったけれど、何回もトイレ行きますと行って席を立った。さすがにどんだけ頻尿なんだよなんて思わないわ、私たちに興味ないのねハイハイと流して終わった。スタッフのコールもなぜか3組目から消えた。

 

 たった4回で席替えは終了した。

 

 

そしてこの状況でまさかのカップリングタイム。

 

 

この中でカップリングするのなんて思ってたら、3組目の1番いいなと思った人がカップリングしていた。

男性は4人しかいないからカップリングしたらすぐわかるけれど女性は番号もランダムでわからないので残念と思っていたら、最後カップリングした人は写真撮るので残ってくださいと言われていて、必然的にみんなにバレていた。私とは違いとても女性らしい可愛い人だった。

 

 

 

ああ、なんだったんだこの時間。でもこんな中でもカップリングする人はするんだ。連絡先も全然交換していないしどうするの…わたし…たち←

 

 

このままじゃ帰らんねえ!

2人でカフェに入りこれから参加できる街コンを調べた。まさかの1つしかなかった。残り物には福があるとヤケクソで行ってきた人生初ハシゴ街コンは果たして…

 

(②へ続く)

その火を飛び越えて

今週のお題「カラオケの十八番」

 

 

連続でお題の記事。

わたしは指示待ち人間です←

 

 

カラオケの十八番というと、この日を思い出す。

 

 

そう、それは大学生のとき。

当時、わたしはあまロスだった。

日本中の人がなったであろうあまロスに当然のごとくわたしもなった。

 

 

そんな中で合コンへ。そして合コンした場所にはカラオケがあったので自然と歌うことに。

 

 

わたしはkpopが好きだ。そしてそれを歌う時、日本語の歌詞だと恥ずかしいものが多いので基本韓国語で歌うようにしている。

友達ならいつものように韓国語で歌うが、初対面の人の前でいきなりそれは、誰もノレないだろうしただの空気読めない奴になる…とさすがのわたしも空気を読んだ。

 

 

しかしkpopが選択肢から外れると何を歌うか非常に困る。わたしは流行りの歌を知らない。

好きな歌は山口百恵の「プレイバックpart2」

 

いまどきの歌はサッパリわからない。

 

 

 

まあでもこれなら間違いないだろう。タイムリーだし…ピッ

 

 

 

 

タンタンタンタンタンタン〜

 

 

きーてーよその火ーをとびこえて〜砂にかいた〜あーいーみーすーゆ〜〜

 

 

潮騒のメモリー」。

 

絶対にみんなノッてくれるだろうと信じて疑わなかった。だってあまロスだから。

 

 

男「あ、これなんか聞いたことある…なんだっけ?」

 

皆「うーん、わかんない」

 

 

4対4だったので8人で合コンしたがわたし以外全員あまちゃんを見ていなかった。

 

 

その事実に驚愕し、そこで歌うのをやめればよかったのだ。

ただ、当時のわたしは違った。

 

知らないなら好きにさせてやんよ見たくなるようにしてやんよの勢いで

 

 

 

「ジョニーにつたえってー千円〜かえしって〜〜」

 

 

と身振り手振りノリノリで歌った。

 

 

 

 

 

その合コンでは誰からも連絡先を聞かれなかったな…と十八番といっていいかわからないけれど、あれだけ周りも見えずノリノリだったんだから十八番って言っていいやと思うほくそだった。

 

理想のタイプと言われましても妄想でしか話せませーん

今週のお題「私のタラレバ」

 

 

 

合コンで知り合った男の子とご飯にいった。

彼(以降、ケン君)は顔が犬っぽい男性だ。

 

 

ケン君「ほくそちゃんの理想のタイプわ?」

 

 

 

ほくそ“好きになった人がタイプです♡”

 

 

 

なんていうできた女ではない。

 

 

ほくそ「ふふふ、いっぱいありますよ。見た目だと…身長が高くて色白細身でスキニーパンツが似合う人。顔は薄顔、目は奥二重だったら最高です。あ、髪型はマッシュすぎない黒髪マッシュ。やっぱり男は黙って黒髪派なんで。芸能人でいうと岡田将生くん!」

 

 

ケン君「イケメン好きなんだね。中身はなにかないの」

 

 

ほくそ「もちろん、中身も大事ですよ。面白くて優しくて私の話になんでも笑ってくれれば言うことなしですね。あ、でも時々Sっけがないとつまらないかもしれないなぁ。適度にお兄ちゃん感もあったらいうことなしです」

 

 

ケン君「うん、そろそろ現実みようか」

 

 

 

 

あの話をしてからだんだんケン君の口数が減っていったんだよなあ…と深夜、コタツに入ってみかんを食べながら録画したまま放置していたタラレバ娘第1話をみながら思った。

 

 

ケン君、理想とはかけ離れてたけどちょっと好きになりかけてたのに。おしいことしたな。なんでツラツラとタラレバ喋っちゃうよこの口わ。

 

 

タラレバばっかり言ってたらあっという間におひとりさまで還暦を迎えるだろうとチョッピリ怖くなった夜だった。

 

 

 

耳をすませば聞いている

何十回めかの「耳をすませば」を見て、聖司くんにキュンキュンすると同時に、雫の「やなやつやなやつやなやつ」を聞いた瞬間、ある人物が浮かんできて気分が沈んだ。

 

 

ソイツとは昨年出会ったのだが今でも鮮明に覚えている。

 

 

出会ったのは婚活パーティー。

パーティーといっても狭いひと部屋、横一列に椅子が配置され1対1で男性が回転寿司形式で女性の席に移動してくるものだ。

 

 

男性が1人多いらしく、私の横が休憩スペースになった。会場がとにかく狭い。休憩スペースとの間に区切りはなく、近い。下手したら肩がぶつかる近さだ。

ましてや休憩スペースの反対側は壁のため、そこに座った人は必然的に私たちの会話を聞いて時間を潰しているように感じた(実際、休憩のあと私の席に回ってくるのだが「僕も映画鑑賞すきですよ〜」といきなり前の相手と話していたことを言われたこともあった)

 

 

イヤだなと思っていると次はそこに革ジャンを着た男性が。彼は座るなり脚を組みイヤホンをつけ目を閉じた。

 

よし、この人は音楽聴いてるから会話は聞こえないだろう。

 

 

そう思い、思う存分相手の男性と話をした。

 

 

そして、ソイツはやってきた。

 

 

 

 

ソイツ「…………」

 

ほくそ「初めまして」

 

ソイツ「…………」

 

 

え、無視なの。それよりこの人はどこを見ているの。

 

 

ソイツ「………ねえ、そんなに男に媚びて楽しい?」

 

 

はああああああああ

 

媚びてねえし

 

第一声悪口かよ

 

 

ソイツ「好きですって初対面の人によく言えるね」

 

 

いやいや、あなたこそ初対面の人に向かってよく媚びてるなんて言えるね、といいたいのをぐっとこらえ、ましてや身に覚えのないことでこんな言いようをされ、一発殴ってもいいんじゃないのという衝動を抑え、冷静に聞き返した。

 

 

ほくそ「え?好きですってなんのことですか?」

 

 

ソイツ「さっき、食べ物の話ししてたじゃん」

 

 

ほくそ「……あぁ、焼肉のどこが媚びてるんですか?」

 

 

ソイツ「………」

 

 

だからどこをみているの。

 

 

 

ほくそ「ならもっと可愛くイチゴとか言った方がよかったんですかね」

 

と嫌みたらしくいってやった。

 

 

 

 

ソイツ「仕事なにしてんの?」

 

 

はあ〜ふっかけといて無視ですか?得意の無視ですか?

 

そしてあなた目を閉じて音楽の世界へいっていたんじゃないんですか?しっかり会話聞いてますね。無音でイヤホンつけて隣の会話聞いてなにやってるんですか。

 

他人の会話に耳すますなしっ

 

 

 

ほくそ「OLです」

 

 

ソイツ「俺は自称ミュージシャン」

 

 

は?自分で自称いっちゃったよ。自称の意味分かってるのかしらん。

 

 

 ほくそ「じ、じしょう」

 

 

ソイツ「どーせ君もロクでもない音楽しか聴いてないんでしょ。俺の音楽の良さは絶対君にはわからないよ。でも君が望むならMDあげてもいいよ」

 

 ほくそ「結構です

 

 

このご時世にMDて。自称感がすごい。

 

 

ソイツ「君、何しに婚活きてんの?」

 

 

 

絶対、絶対お前にだけは言われたくない。

 

 

 

ほくそ「いい人に出会うためです」

 

 

ソイツ「俺は歌詞のアイデア作るためだから」

 

 

 

たっかいアイデア料ね。

 

 

 

その後は私の険悪な雰囲気をやっと感じとったのか静かになった。そしてそのまま無言で終了した。

 

 

 

 

歌詞に"焼肉すきですって媚びる女〜FU◯K”ってかかれてるのかしらん。

 

にしても好きな食べ物聞かれて焼肉って答えてる私もそーとー……だわなぁ…

 

 

あけましたね

2017年になってもう何日も過ぎ今さらですが、年末の挨拶も書いていませんが、年も明けたのでちゃんとしようと今回は挨拶記事です。

 

 

今年はとことん好きなことをやろうと思ってるのであまり恋活ネタはないかもしれませんが(お前からそのネタとったらなにが残るんだという声が脳内から聞こえてきてます)とんでもなく暇になったらのぞいてもらえると嬉しいです。

 

(実はアクセス数チェックして1人でもいたら小さくガッツしながらほくそ笑んでます)

 

 挨拶記事と言っておきながら、結局今年も読んでねという厚かましい記事になりそうなのでこの辺にします。

 

2017年もよろしくお願い致します。

 

公務員合コン②

 今日はクリスマス。友人と焼肉ランチをし、終わっていったクリスマス。しかもそこで職場の先輩に会った。まさかクリスマスに焼肉行って遭遇するなんて。お互い女友達と‥苦笑いしかなかった。

 

すっかり前回の記事から遅くなってしまったけれど、まだ会う前の段階で終わってしまっていたけれど、会ってきました公務員。

 

 

 

 

 

待ち合わせ場所すぐ近くのカフェでアンちゃんと先に待ち合わせ。

 

 

するとケン君からグループlineに連絡が

 

 

ケン君《早く着いちゃった。もしもう着いてたら会おう。ちなみに僕は黒シャツにリュックです。》

 

 

30分以上前、先に女性陣は合流すると伝えてなかったので私たちはそっと携帯を伏せた(ごめんなさい。でも女の子は会う前に色々やることがあるのよ)

 

にしてもケン君、常に行動がはやい。

  

それでもさすがに1人でずっと待たせるのわと15分前には待ち合わせ場所へ。

 

 

 

黒シャツ‥リュック‥

 

 

いた!

 

 

ケン君 は身長は低いけれどとても爽やかだった。肌寒いかなぐらいの気候でまだみんな淡い色の服を着てる人が多い中、全身真っ黒だったけれど爽やかだった。

 

そして、私の周りではスーツにリュック姿の男性の評価は低いけれど、わたしは大好きなのでリュックに革靴姿のケン君はかなり好印象だった。さすが美人の友人だけあるわ。

 

 

これは‥これは遂に安定男性とフォーリンラブか!?と勝手に思いながらピエロ君まち。

 

 

ケン君「‥‥‥‥‥‥」

 

  

lineではあんなにも積極的だったのに全く喋らない。そう、わたしは沈黙が苦手(いつか沈黙も心地よく感じる相手に出会いたい)

 

 

ほくそ「早く着いてたんですねぇ〜すみません、遅くなってしまって」

 

 

そっと携帯を伏せたことは胸の奥にしまい心から謝った。

 

 

ケン君「いや、いいよ。むしろこんなに早く着いた僕に問題があるし、15分前に来てくれただけで充分。まぁ2人同時に来たのにはびっくりしたけど」

 

 

 

アンちゃん「ピエロ君はどんな子なんですか?」

 

 

ケン君「うーん、テニスしてるから黒いよ。まぁ会ったら分かるから」

 

 

一切こっちを見ず喋るケン君。ちょっと喋りづらいな。いや、緊張してるだけかも。

 

 

ピエロ君「お待たせしました」

 

 

ピエロ君は服装はダボダボズボンでチェックシャツとわたしの苦手な服装だったけれど、顔は切れ長一重でとても好みだった。

 

 

服装は付き合ったらわたし好みにすればいいんだとこれまた勝手に妄想しながらお店へ。

 

 

ケン君「コースにはしてないから好きなの頼もう」

 

 

でた、コースじゃないパターン。

 

 

初っぱなからチェーン店で安いコースにされるとちょっと萎えるけど、THE庶民なわたしはこの値段が計算できない感じがすごく苦手だ。

 

しかもまさかのわたし以外今日は飲まないと聞いてなおさら困った。

 

 

 

 

料理を注文し私はせっかくだからと皆が言ってくれお酒を頼み仕事の話など無難な話をしていたら、男性陣2人は一人暮らしということで料理の話題になった。

 

 

そう、ほくそ、料理が大の苦手である。

 

 

やっぱり料理は出来た方がいい。別に男性からの好感度を求めているわけではなく生活していく上で出来るに越したことはないと思っている。

 

でも苦手なのだ。できれば彼氏に作ってもらいたい。さすがに初対面の人にそれは言えない。

 

できれば避けたかった料理話。

 

 

ほくそ「料理ってどんなの作るんですか?」

 

 

ピエロ君「うーん、色々。でもやっぱ手軽だから最近パスタばっかだなぁ偏ってるよね」

 

 

ほくそ「いや、でもちゃんと自炊するのえらいですよ〜」

 

と、極力こちらに質問されないようにしていた。そしてこのまま別の話題になればいいと思っていた。

 

 

ケン君「ほくそちゃんはどんな料理作るの?」

 

 

ケンくーん、空気よんでケンくーん

 

 

ほくそ「カレー‥かな」

 

 

ピエロ君「カレー!俺最近カレーに凝ってるんだよね!モトから作るの?」

 

 

うわっ、くいつかれた。へえ〜カレー美味しいよねでサラッと終わってほしかったのに。

 

 

ほくそ「いや‥ルーは市販のルーです‥」

 

 

ピエロ君「そうだよね。こないだモトから作ってみようと思って挑戦したんだけどうまくいかなくて。もし作ったことあったら教えてもらおう思ってさ。一応きいてみた。ルーはなんのルー使ってるの?」

 

 

ほくそ「昔はこく○今は‥」

 

 

ケン君「あ!それ安いやつだ

 

 

安いからなんなんだよ。ええ、安いですよ。でも美味しいですよ。わざわざ被せてきてまでいうことなのっ。

 

 

ほくそ「あ、でも今は○段熟カレーかな」  

 

めっちゃ言い訳に聞こえる。

ただの言い訳に聞こえる。

 

ケン君「へぇ〜まあでもルーが市販ならカレーは簡単だし誰が作っても美味しいもんね。得意料理わ?」

 

  

ええ、そうですよそうですよ。誰が作ったって市販のルー使ってんですから大差ないですよ。

 

そしてそんなカレーを1番に挙げるんだからこれ以上つっこんでほしくないのを悟ってくれ。

 

 

ほくそ「あ、でも卵焼きは作ります」

 

 

酒のアテでたまに作る。その程度。

 

 

ピエロ君「卵焼きってシンプルだけど結構難しいよね〜最近作ってないから食べたいな」

 

 

え、なにこれ、これはもしかしてわたしに家まで作りに来て欲しいってこと?なんてまた勝手な妄想をしていた(すぐ妄想にはしるほくそ)

 

 

ケン君「卵焼きは甘いの?甘くないの?」

 

 

ほくそ「わたしは甘くない派なのであまくないです」

 

 

ケン君「僕は甘いのがすき」

 

 

だから、だからなんなんだ。頼まれてもいないけど絶対ケン君家には作りに行かないから安心してっ!!!

 

 

 

 

そこから私は影と化した。

 

 

 

 

ケン君「あ、そういえば明日ピエロ君が大事な試合があるらしいからもう解散にしよっか」

 

 

え!

 

 

まだ20時ちょいすぎですぜ。夜はまだまだこれからですぜ。なんたって、19時始まり‥

 

 

1時間ちょいでの解散。大事な試合ってなによ、ってかわかってんなら最初に伝えてくれよ。

 

 

お会計は向こうがほぼほぼ払ってくれた。

 

 

 お店をでて歩いていた。駅までちょっとある。どこで解散だろ。

 

 

 

ケン君「じゃ」  

 

 

 

じゃ‥じゃ‥じゃ‥じゃ‥じゃ(°_°)

 

え、聞き間違い?と思っていたら、ケン君は後ろを振り返ることもなく颯爽と去って行った。

 

 

ピエロ君も突然ケン君がいなくなって驚いてるだろうと思っていたら、何事もなかったかのように「じゃ、ありがとうございました」と一言残しこれまた颯爽と帰っていった。

 

 

残された私たちは呆然としながら後ろ姿を眺めることしかできなかった‥

 

 

帰りはアンちゃんが車で送ってくれた。「ないわ。大事な試合ってなによ。そんな話でてなかったよね。いや、それより最後のじゃってなによじゃって。わたしたちがタイプじゃなかったんだろうね。にしてもじゃって‥」とひたすら愚痴った。

 

アンちゃんはわたしのカレーのくだりがかなりツボだったらしく笑いこらえるのに必死だったと言っていた。

 

 

一応ほぼほぼ奢ってもらったし後輩ちゃんの紹介だしとお礼のlineをすると「また機会があれば行きましょう」といかにも社交辞令が送られて来たと思った数日後、わたしはケン君からグループを強制的に退場させられた(グループ解散)

 

 

そこまでされるって‥一体

 

 

さようなら、わたしの安定な将来。

 

 

カレーが原因だったのかしら。

料理教室通おうかしらん‥。