ほくそ日記

妄想だいすきほくそのリアルな日常

就活セミナー

CLUBの時にも話したが、わたしは長い長い就活期間を過ごした。

就活が始まる前のセミナーから考えると1年半以上就活していた。


お祈りに気が狂いそうになったこともあったが根が楽観的なので思い返せば(その時は必死だった)笑い話も数多い。だからこれからちょいちょい小出しでだしていこうとおもう。(恋活のネタが尽きてきた‥わけではありません←)
きっと就活生の役には立たないだろうが就活生がたまたまこれを読んでバカだな自分はこんな風にならないと思ってくれるだけでいい。あわよくばクスりとしてくれたら尚いい。



1番最初に行ったセミナーは強烈だった。(1番最初に行ったのがアレだったせいでわたしは2度と行かないと心に誓ったのだが)





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まさかの1番最初


これじゃあやる気マンマンと思われるじゃない‥。


ある就活セミナーに参加したわたし。15分前だからギリギリかなと思ったのに着いたらまさかの1番。席は大量に準備されているけれどほんとうにみんなくるのかしら。


引き返そうと思った瞬間、ものすごいにこやかな男性に「こちらへどうぞ」と言われた。しかしなぜだろう、この笑顔に胡散臭さを感じる。わたしはスレているのだろうか。



1番前。嫌な予感しかしない。



わたしが座った瞬間続々とスーツに身を包んだ就活生がやってきた。


時間になりふと周りをみると満席。どこを見ても黒髪スーツ。それをみたらなぜか笑えてきた(笑いのツボがズレてるとよく言われる)




「こんにちはー!!」


あのにこやか男性(以後スマイル)からの突然の挨拶。あまりの大声に動揺するわたしたち。


スマイル「今なんだこいつって思った人手を挙げて〜」


誰も挙げない


スマイル「緊張してますねぇでも就活ではこれくらいインパクトを残さないと内定を勝ち取ることはできませんよ」


なるほど‥確かに。就活生なんてみんな黒髪スーツ。なんの個性もない集まりなのだ。スマイルに胡散臭さを感じつつも妙に納得するほくそ。



スマイル「よし、今日は自分の殻をわっちゃおう!きっと手を挙げてっていっても挙げてくれないだろうから今から指名した人前に出てきて。」



嫌な予感しかしない。



「じゃあ君と君」



あたった。


やっぱりあたった。


普段一切存在感がないのにこういう時だけあたる。


もう1人あたったのはスタイルのいい女の子。すごい勢いで前に出て行った。わたしはおずおずと前に出て行った。


スマイル「はいっ、君は今からジョンだ!」


え、わたしジョン?なんなのジョンって。突然の外国名に驚くわたし。


一方あのすごい勢いで出ていった女の子はエミリーに命名された。

あ、女の子の名前や( ̄▽ ̄)
この子は女の子の名前や( ̄▽ ̄) 
わたし完全男の子の名前や( ̄▽ ̄)

ちょっとしたことにひっかかるほくそ。

しかし問題はそんなことじゃない。これからわたしは100人はいるであろう就活生の前でジョン役を演じなければならないのだ。


スマイル「じゃあ自己紹介して」


え、ここは英語?それとも日本語?


エミリー「わたしはエミリー。ペラペラペラペラ」


まさかのエミリー帰国子女。こんなことあるん。まさかのたまたまあたった子がたまたま帰国子女なんてこんなことあるん。あたったのが自分じゃなかったらサクラを疑っただろう。何喋ってるかわからない。名前しか聞き取れないペラペラとしか聞こえてこない。

わたしはパニックに陥った。



ほくそ「は、はろー。まいねいむいずじょん。‥‥‥‥‥‥‥」


スマイル「何か趣味とか!ほら!ほかにも!なにかあるよね」


ほくそ「あいらいくてぃきん。」


‥‥‥‥‥‥‥‥


静寂。ものすごい静寂。
エミリーも顔が引きつっている。


大して好きでもないどちらかといえば好きではないチキンをそれっぽく発音した結果会場は静寂に包まれた。


空気を察したのかスマイルは早々にわたしだけ席へ戻した。エミリーはその後も1人でエミリーを演じきっていた。恐るべし帰国子女。




最後にスマイルがこのセミナーに参加した君たちはみんなより一歩進んでいる。だからきっとすぐに内定を勝ち取ることができる!といっていたがそうはならなかった。やっぱり胡散臭かったもんな。2度と行かないと誓ったほくそだった。