ほくそ日記

妄想だいすきほくそのリアルな日常

耳をすませば聞いている

何十回めかの「耳をすませば」を見て、聖司くんにキュンキュンすると同時に、雫の「やなやつやなやつやなやつ」を聞いた瞬間、ある人物が浮かんできて気分が沈んだ。

 

 

ソイツとは昨年出会ったのだが今でも鮮明に覚えている。

 

 

出会ったのは婚活パーティー。

パーティーといっても狭いひと部屋、横一列に椅子が配置され1対1で男性が回転寿司形式で女性の席に移動してくるものだ。

 

 

男性が1人多いらしく、私の横が休憩スペースになった。会場がとにかく狭い。休憩スペースとの間に区切りはなく、近い。下手したら肩がぶつかる近さだ。

ましてや休憩スペースの反対側は壁のため、そこに座った人は必然的に私たちの会話を聞いて時間を潰しているように感じた(実際、休憩のあと私の席に回ってくるのだが「僕も映画鑑賞すきですよ〜」といきなり前の相手と話していたことを言われたこともあった)

 

 

イヤだなと思っていると次はそこに革ジャンを着た男性が。彼は座るなり脚を組みイヤホンをつけ目を閉じた。

 

よし、この人は音楽聴いてるから会話は聞こえないだろう。

 

 

そう思い、思う存分相手の男性と話をした。

 

 

そして、ソイツはやってきた。

 

 

 

 

ソイツ「…………」

 

ほくそ「初めまして」

 

ソイツ「…………」

 

 

え、無視なの。それよりこの人はどこを見ているの。

 

 

ソイツ「………ねえ、そんなに男に媚びて楽しい?」

 

 

はああああああああ

 

媚びてねえし

 

第一声悪口かよ

 

 

ソイツ「好きですって初対面の人によく言えるね」

 

 

いやいや、あなたこそ初対面の人に向かってよく媚びてるなんて言えるね、といいたいのをぐっとこらえ、ましてや身に覚えのないことでこんな言いようをされ、一発殴ってもいいんじゃないのという衝動を抑え、冷静に聞き返した。

 

 

ほくそ「え?好きですってなんのことですか?」

 

 

ソイツ「さっき、食べ物の話ししてたじゃん」

 

 

ほくそ「……あぁ、焼肉のどこが媚びてるんですか?」

 

 

ソイツ「………」

 

 

だからどこをみているの。

 

 

 

ほくそ「ならもっと可愛くイチゴとか言った方がよかったんですかね」

 

と嫌みたらしくいってやった。

 

 

 

 

ソイツ「仕事なにしてんの?」

 

 

はあ〜ふっかけといて無視ですか?得意の無視ですか?

 

そしてあなた目を閉じて音楽の世界へいっていたんじゃないんですか?しっかり会話聞いてますね。無音でイヤホンつけて隣の会話聞いてなにやってるんですか。

 

他人の会話に耳すますなしっ

 

 

 

ほくそ「OLです」

 

 

ソイツ「俺は自称ミュージシャン」

 

 

は?自分で自称いっちゃったよ。自称の意味分かってるのかしらん。

 

 

 ほくそ「じ、じしょう」

 

 

ソイツ「どーせ君もロクでもない音楽しか聴いてないんでしょ。俺の音楽の良さは絶対君にはわからないよ。でも君が望むならMDあげてもいいよ」

 

 ほくそ「結構です

 

 

このご時世にMDて。自称感がすごい。

 

 

ソイツ「君、何しに婚活きてんの?」

 

 

 

絶対、絶対お前にだけは言われたくない。

 

 

 

ほくそ「いい人に出会うためです」

 

 

ソイツ「俺は歌詞のアイデア作るためだから」

 

 

 

たっかいアイデア料ね。

 

 

 

その後は私の険悪な雰囲気をやっと感じとったのか静かになった。そしてそのまま無言で終了した。

 

 

 

 

歌詞に"焼肉すきですって媚びる女〜FU◯K”ってかかれてるのかしらん。

 

にしても好きな食べ物聞かれて焼肉って答えてる私もそーとー……だわなぁ…